我が家の今日のおかずに「サヨリのお刺身」がありました。犬にもサヨリを食べさせても大丈夫です。サヨリは栄養価が高く、犬の健康に様々な利点をもたらす可能性があります。
- サヨリの栄養価と犬への効果
- サヨリの旬と与え方
- サヨリの主な栄養成分(可食部100gあたり)まとめ
サヨリの栄養価と犬への効果
サヨリは他の魚類と同様に、犬にとって有益な栄養素を多く含んでいます。
タンパク質
サヨリは高タンパクな魚で、犬の筋肉維持や修復に役立ちます。特に成長期の犬や活動量の多い犬にとって重要な栄養素です。
オメガ3脂肪酸
サヨリにはEPAやDHAといったオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。これらの脂肪酸は以下の効果が期待できます:
- 皮膚や被毛の健康をサポート
- 炎症を抑制し、アレルギー症状を軽減
- 脳機能の向上、特にシニア犬の認知機能低下を抑制
- 血液循環の改善
ビタミンとミネラル
サヨリには、犬の健康維持に必要なビタミンやミネラルも含まれています。特にビタミンDは免疫機能を高める働きがあります。
サヨリの旬と与え方
サヨリの旬は春で、特に3月から5月にかけてが最も美味しい時期です。この時期のサヨリは脂がのっており、栄養価も高くなります。
犬にサヨリを与える際は、以下の点に注意しましょう:
- 火を通す:生魚には食中毒のリスクがあるため、茹でるか焼いてから与えましょう。
- 骨を取り除く:魚の骨は犬の口や喉、胃腸を傷つける可能性があるので、必ず取り除いてください。
- 量を控えめに:総合栄養食を主食としている場合、サヨリは1日のカロリー摂取量の10%以内に抑えましょう。
- アレルギーに注意:初めて与える場合は少量から始め、アレルギー反応がないか観察してください。
サヨリを適切に与えることで、犬の健康維持や様々な体の機能向上につながる可能性があります。ただし、個々の犬の状態や持病によっては注意が必要な場合もあるので、心配な点がある場合は獣医師に相談することをおすすめします。
サヨリの主な栄養成分(可食部100gあたり)まとめ
一般成分
- エネルギー: 95 kcal
- 水分: 77.9 g
- たんぱく質: 19.6 g
- 脂質: 1.3 g
- 炭水化物: 微量 (Tr)
- 灰分: 1.2 g
ビタミン類
- ビタミンD: 3.0 μg
- ビタミンE: 0.9 mg
- ビタミンB2: 0.12 mg
- ナイアシン: 5.2 mg
- ビタミンB6: 0.33 mg
- ビタミンB12: 5.5 μg
- 葉酸: 10 μg
- パントテン酸: 0.44 mg
- ビタミンC: 2 mg
ミネラル類
- ナトリウム: 190 mg
- カリウム: 290 mg
- カルシウム: 41 mg
- マグネシウム: 37 mg
- リン: 190 mg
- 鉄: 0.3 mg
その他
- コレステロール: 100 mg
- 食塩相当量: 0.5 g
サヨリは低脂肪で高タンパクな白身魚であり、特にビタミンDやB12が豊富です。これらの栄養素は骨や歯の健康を支え、犬や人間の体にとって重要です。